ご本人との面会2011年12月02日高齢者障害者の権利今週は、成年後見人、成年後見監督人として、 ご本人と会う機会が3回ありました。 弁護士の成年後見人は、 どちらかと言うと、財産管理に特化する傾向が多く、 身上監護権のためにご本人に面会する機会は、 それほど多くはありません。 特に、施設に入所していて、安定した生活を送って いるご本人には、なかなか会う機会がありません。 しかし、そうであっても、 本人の身体の状況が代わって、財産を維持するために 自宅を売却するか考える場合、等は本人のようすを 確認するために、面会をします。 ちなみに、だれも住まないマンションを持っている場合、 固定資産税、管理費等で、年間数十万円以上 固定費がかかってしまします。 また、排水口掃除等の際には立会が必要です。 水まわり等は、使っていないとかえって悪くなってしまう こともあります。 ご本人とお会いするときに感じることは様々です。 ただ、成年後見人の役割等は、ご本人が認識してくれることは ほとんどありませんが、ニコニコしてもらえると なんとなく嬉しくなります。← Previous相続放棄Next →任意後見は怖い制度