ご本人との面会


今週は、成年後見人、成年後見監督人として、
ご本人と会う機会が3回ありました。
弁護士の成年後見人は、
どちらかと言うと、財産管理に特化する傾向が多く、
身上監護権のためにご本人に面会する機会は、
それほど多くはありません。
特に、施設に入所していて、安定した生活を送って
いるご本人には、なかなか会う機会がありません。
しかし、そうであっても、
本人の身体の状況が代わって、財産を維持するために
自宅を売却するか考える場合、等は本人のようすを
確認するために、面会をします。
ちなみに、だれも住まないマンションを持っている場合、
固定資産税、管理費等で、年間数十万円以上
固定費がかかってしまします。
また、排水口掃除等の際には立会が必要です。
水まわり等は、使っていないとかえって悪くなってしまう
こともあります。
ご本人とお会いするときに感じることは様々です。
ただ、成年後見人の役割等は、ご本人が認識してくれることは
ほとんどありませんが、ニコニコしてもらえると
なんとなく嬉しくなります。