高齢者を食い物にする銀行
三井住友銀行が、認知症の高齢女性にファンドを勧め、その結果2000万円近い損害を発生させたという事件の報道がありました。
認知症のひとに2000万円の危険な投資を勧め、
銀行の顧客との記録に虚偽の記載をし、
(面会していないの面会した等)
「Aさんは自身の判断で取引をしていた」との一点張りの主張をし、
大阪地裁で敗訴しても、
控訴審でやっと和解した
そうです。
大手銀行も、高齢者を食い物にすることは、
他の金融機関と同様です。
しかも、大手銀行は、控訴までして、
絶対に非を認めません。
この件では、
しっかりした弁護士が医療関係、介護関係の書類を提出し、
銀行の内部文書を提出させて、
立証したので、銀行に勝てました。
しかし、
証拠がいつも残っているとは限りません。
大手銀行でも、注意して対応する必要がありそうです。
私も、後見等で関与した高齢者が
被後見になる直前に、みずほ銀行から
外貨預金を千万単位で買わされていたのを
見たことがあります。