知的障害者施設内暴行の民事判決 2014年08月05日 犯罪被害者支援 高齢者障害者の権利 判例時報2223号(平成26年8月1日発行)56ページ から、 当事務所が原告代理人を勤めた事件の判決が掲載されました。 「知的障害者施設の職員の入所者に対する暴行につき職員の不法行為責任、施設の運営者であるNPO法人の使用者責任を肯定し、介護施設の利用に対する期待の侵害による慰謝料200万円が認められた事例」 知的障害者に対する施設内の暴行という、発見されにくい事例に対する判決です。 障害者の父や近隣の人の努力で刑事事件になってからの民事事件です。 暴行だけで認められた慰謝料額としては高額でしたが、施設の状況、知的障害者が置かれている状況を考えると、必ずしも満足いく判決ではありませんでした。 慰謝料 暴行 障害者 ← Previous夏のお休み Next →高級マンション購入による相続税対策