検事との面接


今、ある殺人事件の被害者の支援業務を
行なっています。
殺人事件ですから、起訴から1年程度で、
裁判員裁判が開かれます。
遺族にとっては、
なぜ殺されなくてはならなかったのか、
亡くなった時の状態は、どんなものだったのか、
を知りたい、ということが、
中心的な欲求です。
そこで、起訴から数ヶ月が経過したので、
検察官に対し、状況の説明を求めてきました。
私と被害者親族2名で、公判担当の
検察官と面会しました。
その結果は、
殺人を起こした者の心理を知ることはできない、
というものでした。
なぜ、肉親を亡くさざるをえなかったか、
それを知ることは容易ではありません。