投資被害


また、投資を集めていた会社が倒れました。
news.livedoor.com/article/detail/5755103/
私は、東京弁護士会の消費者相談を担当しているため、
投資被害事件、例えば、
未公開株、
ロコ・ロンドン取引、
商品先物取引、
オプション取引
等の被害救済を受任することがよくあります。
また、
出会い系詐欺、
競馬必勝法
パチンコ必勝法
等に多額の支払をした人の返還請求を受任することもあります。
しかしながら、
多くの未公開株や出会い系等では、
気がついたときには存在せず、
損害賠償を得ることは容易ではありません。
取締役や従業員の個人責任を追及することもありますが、
必ずしも成功しません。
また、銀行や証券会社が販売している
仕組み債は、ガードが固く、
勝訴することが大変です。
銀行、証券会社は、
大手法律事務所の弁護士を多数動員して、
何としても勝訴という訴訟態度です。
仕組み債については、
私も参加している研究会が、
次のような説明をしています。
www.tokyosakimonosyokenhigai.com/toushihigai/shikumisai.html
投資被害の多くは、強引な勧誘によるものです。
高齢者は、知らない人からの電話は怖くて
出ることができない、と言ってる程です。
法律で何でも規制ということは、どうかとも思います。
しかし、
静かに暮らしたい人に、危険な投資を呼び込むことは、
訪問や電話という攻撃的な方法だけでも、
規制が必要だと思います。