初めての事件


弁護士になって12年目
一般民事中心のまち弁業務を継続して行っています。
事件の中には、
自己破産申立、過払金返還請求の
ように毎月のように行う事務もあります。
しかし、まち弁の事件の種類は様々です。
共有物分割請求、時効取得を原因とする所有権移転登記請求等
まれにしか経験しない事件も、
いつもと言って良いほど、受任しています。
まれにしか経験しない事件では、
主文の書き方、印紙代の計算方法、添付書類等、
形式的な事項も調べなければ分かりません。
というわけで、弁護士は、
ちょくちょく、調べ物をしなくてはならないのです。
調べ物にはインターネットが便利なのですが、
実務的な情報は、必ずしも、インターネット上に
あるとは限らないと思います。
この場合は、本を買ったり、図書館でコピーしたりする
必要があります。
もっとも、
訴訟での代理人の活動の中心は、
裁判官に対する説得努力です。
どの訴訟でも核心的な活動は、同じです。