電話転送の実験


1 電話転送の実験

事務所と自宅のひかり電話を携帯等に転送するために、
パソコンを設定しました。

普段は、ウィンドウスのGUIしか使っていないため、
Linuxのコマンドを打って作業するのに、
大変苦労しました。

多くの検索をして、実現をしましたので、
情報の記載があった多数のブログに感謝するとともに、
備忘録として、ここに記載します。

2 使用したソフト
vmplayer
my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/7_0

freepbx
www.qloog.com/freepbx/

packetix client
www.softether.jp/1-product/11-vpn/41-new

3 参考
なお
同じようなことは、
まほろば工房 MAHO-PBX Personal
www.ate-mahoroba.jp/index.html

3cx
www.3cx.jp/
でもできます。

4 導入手順
(1) vplayerインストール
上記のリンクからダウンロードして、インストールします。
現在(2014年12月)のバージョンは7でした。

(2) freepbxのインストール
上記からダウンロードします。
私は、最新版の
Stable-6.12.65
Release Date-2014
FreePBX 12, Linux 6.5
にしました。

なぜか、
vmplayerの
新しい仮想マシン作成ウィザードの
インストーラできすくイメージファイルからはインストーラできず、
後でOSをインストールするから、
インストールする必要がありました。

インストールの途中、
ipアドレスは固定にし、
Asterisk 13
をインストールすることにしました。

ダウンロードページや、次のページを参考に、
インストールします。
www.voip-info.jp/index.php/FreePBX

インストールには、数分以上かかります。

※ 途中経過
以上インストールした状態で、FREEPBXとしては、
使用できます。
LANの中の光電話サーバーへのレジストへの接続や内線電話が可能です。
www.voip-info.jp/index.php/FreePBX:5:%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF:%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E9%9B%BB%E8%A9%B1(%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0)

しかし、
LANの外のひかり電話、
例えば、自宅から事務所の光電話サーバーへのレジストはできません。

LANの外への接続を可能にするには、
packetix client linux版
のインストールが必要です。
しかし、サポートされていないため、これには、大変苦労しました。
ja.softether.org/4-docs/1-manual/4/4.1

そこで、次のようなページを参考にしました。
cafecappuccino.net/memorandum/2013/01/04/centos6-3%E3%81%ABpacketix-client%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B/

非常によく出来たページでしたが、
私の環境では、一つだけうまく行きませんでした。
うまく行かなかったのは、VPNcientにおける
他の場所に設置したvpn sarver(dynaminDNS使用)の
dhcpからのIPV4アドレスの取得でした。
ifdown ???
ifup  ???
では、うまく行きませんでした。

しかしながら、次のページを参考にして、
rauq04.blogspot.jp/2014/02/linux-softether-vpn-client-vpngate.html
スクリプトに、

dhclient vpn_?????

加えることで、無事IPV4のアドレスを取得できました。
もちろん、コマンドでも可能です。
(4) ツールのインストール
packetix client linux版の
インストールのためには、上記の
ページ記載のツールの他、
次のようなものも、インストールしました。

WinSCP
ウィンドウス側から、vmpler内のリナックスへ
ファイルコピー、削除、編集をするためのソフトです。
www.forest.impress.co.jp/library/software/winscp/

xwindow
サーバー用のLinuxにGUIは、必要ないことは
確かですが、
application   system tools  terminal
のほうが容易に使えました。
linuxserver.jp/linux/centos/centos%E3%81%ABgui%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B.php
(5) vmware toolsのインストール
上記ページ等を参考にインストールしたところ、
無事、他の場所の光電話端末に接続できました。

なお、設定には、
PacketiX VPN クライアント接続を
/remote
を付けて立ち上げて、アドレスを指定して、
windows側からの行いました。
www2.softether.jp/jp/vpn3/manual/web/4-2.aspx

5 結果
設定したパソコンのあるところに、
アンドロイド端末をVPNでつないで、
CSipSimple
等でSIPに接続したところ、
電話を使うことが出来ました。

ただ、
非常に苦労した作業で、
色々な試行錯誤をしたので、
大事な作業を忘れたかもしれません。

以上